相手を上げる(褒める・認める)
モテたいならば、相手を上げることが大切です。
具体的な行動としては、「相手を褒める」「相手を認める」といった行動になります。
これを行うことで、相手はリラックスします。
よく、
「女性は褒められると嬉しいもの、女性を褒めよう」
「そして褒めるときは、具体的に褒めよう」
というような恋愛アドバイスがあると思います。
みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
でも実際の世の中には、これをうまく使えていない男性が数多くいます。
なぜでしょうか?私は、説明不足だからだと思います。
3点、説明不足の箇所があります。
まず、1点目。
褒めるというのは、手段であって目的ではありません。
何のために褒めるのか?というところが大切です。
この説明がなされていないことが多いと思います。
褒める目的は、相手の女性に「リラックス」してもらうことです。
褒めるというのは、
「私はあなたのことを認めていますよ」という意思表示です。
「私はあなたを魅力的だと思っています」ではありません。
この感覚を掴んでください。
あなたは女性の「指」に興味がないとします。
顔と胸と脚と尻にしか興味がないとしましょう。
そんなあなたが、指が細くてスラッとしている女性に
「指が綺麗だね」とか「ていうか、指メッチャ綺麗じゃね?」と言えるかどうかです。
褒めるということがイコール、
「私はあなたを魅力的だと思っています」と伝えることだと勘違いしている男性は、
ここで女性の指を褒めることができません。
「本当に綺麗だと思ってないし」
「綺麗かもしれないけど俺は別に指に興味ないし」といった感じで、
褒めることが嘘くさくなってしまったり、自分に嘘をついている感じが出てしまうのです。
そんな男性は、本当に自分が興味のあるものは、褒めることができます。
顔や胸や脚や尻が綺麗な場合は、褒めることができます。
しかし実際には「可愛い顔してるね」はまだしも、
「いい胸してるね」「いい尻してるね」「いい脚してるね」などといえば
ほとんどセクハラです(笑)
だから、本当に魅力的だと思っていることは本音で褒められるけど、
褒めると下品な感じになってしまうから、そこは褒められない。
結果、出会ったばかりの女性を何も褒めない。という状況になるわけです。
ですが、
褒める目的が「リラックスしてもらうこと」だと考えている男性は、
自分がたとえ指に興味がなかったとしても、指の綺麗さは指の綺麗さとして、
そこにある美を認め、褒めることができます。
ただしそれは
「私はあなたを魅力的だと思っています」とまで言っているわけではありません。
「私はあなたのことを認めていますよ」という意思表示です。
だから嘘ではありません。だから褒めるのが簡単で自然なんです。
例えばあなたはハードな洋楽ロックが好きだとしましょう。
洋楽ロックには洋楽ロックの良さがあります。
そんなあなたが、クラシック音楽を聴かなかったとしても、クラシック音楽の良さは認められるはずです。
クラシック音楽が奏でる音の調和や、メロディライン、上品なスケール感といったものは
ハードな洋楽ロックには出せないものです。
あなたの趣味ではないかもしれませんが、そこにある美を認めることはできるでしょう?
まとめると、
自分が本当に好きなものでなければ褒められないというのは、モテない人。
モテる人は、自分の趣味ではなくても「そこにある美」に理解を示し、
「相手をリラックスさせるために」それを伝える。
ということです。
では2点目です。
美を見出すコツについてです。
どんな人間にも、魅力的な箇所というのはあります。
「内面」「外見」どちらにも言えることですが、
ここではわかりやすいように、「外見」に限定して考えてみましょう。
例えば、森三中の大島を考えてみましょう。
「森三中 大島」でググって、画像を見てください。
一般的には、「ブス」とされています。多くの人にもそう映るでしょう(失礼すぎですね笑)。
しかし当然、彼女にも魅力的な箇所はあります。
例えば、年齢にしては、肌がきれいです。
鼻筋も通っていて、綺麗な感じです。ブサイクな鼻ではないでしょう。
「美」というものは「バランス」で成り立っています。
個々のパーツが綺麗でも、配置が悪ければ美しくありません。
逆に個々のパーツがイマイチでも、配置が綺麗でバランスが良ければ、それなりに美しく見えます。
どんな人間にも魅力的な箇所があるというのは、そういう意味です。
人間は、「美」を対象物の全体的なバランス込みで判断します。
そういう見方をすれば、一般的にブスと呼ばれる女性には美を見出しにくいかもしれません。
でも、個々のパーツだけを切り取った場合、褒めることのできる魅力的なパーツは必ず存在します。
キムタクにだって、向井理にだって、全身の中にはブサイクなパーツはあるのです。
しかし、バランスが美しいのと、ブサイクなパーツが少ない(または目立ちにくい場所にある)から、
多くの人から美として認知されています。
もし、相手の持っているバッグを褒めようとして、
パッ見て可愛いバッグではなかったら、そこでバッグを褒めるのを諦めるのではなく、
次にバッグの個々のパーツを見てください。
「外側についているポケットが便利そう」「色が綺麗」「手さげを固定している金具が可愛い」かもしれません。
このように見ていけば、嘘ではなく褒められる部分はいくらでも見つかるという事です。
というわけで、
このページでは「相手をリラックスさせる」という「目的」のために、
相手を上げる(褒める・認める)という基本姿勢を説明しています。
「とにかく褒めれば良い」ということではなくて、
基本的なスタンスとして、自分が相手より上にならないことが大切という、広い視点で考えてください。
褒めても、そのあとに自慢話をして自分を上げると、プラマイゼロです。
単に褒めればいいというわけではなく、相手との関わり全体を通して、
自分を下にしておくために、相手を上げる、ということだと理解してください。
出会った時点では、相手の女性と自分は同じ土俵です。
どちらが上でどちらが下ということはありません。
その状態ですと、相手はこちらが何者かわからないので、警戒・緊張します。
もしかしてスゴい人かもしれないし、スゴい人なら失礼になってしまう。
距離を詰めるには女性にリラックスしてもらう手順が必要ですから、
「大した奴ではない」と思われる必要があります。
「大した奴ではない」と思われれば、相手は緊張せず、リラックスできるからです。
そのために、能動的に相手を褒めることで
「私はあなたのことを認めていますよ」という意思表示ができ、
それは相手を上げることになり、また同時に自分を下げることになり、
相手はこちらとの関係で「リラックス」する、ということです。
最後に、3点目です。
褒めるといっても、相手の女性に「好意」を伝えてはいけません。
「認めていますよ」ということは伝えてもいいですが
「あなたがタイプです」ということは伝えてはいけません。
たとえ、本当に相手の外見がドストライクだったとしても、伝えてはいけません。
何故ならば、相手とこちらの好意のバランスが、相手優位になってしまうからです。
最終的に女性には、
「この人私のことどう思っているんだろう?」と考えさせなければいけません。
特に今は、全体の中で「リラックスさせる」という手順です。
相手との距離が詰まっていない段階で、相手への好意を確定的にしてしまうと、
相手は逃げる可能性があります。それも非常に高いです。
相手がこちらの外見に好意を抱いているケースだとしても、追えば逃げる、という状況に陥る可能性は高いです。
その人のタイプに関係なく、人間心理の基本として、距離が詰まってない状態で追われたら逃げたくなります。
相手を褒めるのは、「認めています」であり、「タイプです」ではない。
このことを肝に銘じてください。
いくら相手の女性がタイプでも、この段階では、相手への好意を「確定的」にしてはいけません。
それでも、どうしても女のコとの会話が盛り上がらなくて距離が縮まずに悩んでいる方へ。
多くの場合「女性をいじることができていない」為に、会話が当り障りのないもので楽しくないと思われています。
女のコはただ褒められたり質問されると嬉しいのではなく、「感情を動かされた時」に楽しいと感じる生き物です。
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