【モテるには.com】   女性をリラックスさせる

ある女性と出会う。
出会った時点で、第一印象で「なし」と判断されないように、最低限の身だしなみとマナーに気をつけておく。
それができたら、次のステップは、出会った女性を「リラックス」させるという手順になります。

女性と距離を詰めるには、まず、女性をリラックスさせる必要があります。
モテる男性は「必ず」これができています。

リラックスさせるには、どうすればいいかを書きます。
以下の項目が「誰でも出来てリラックスさせられる具体的な行動」となります。
才能は必要ありません。

相手のタイミングを優先する
相手を上げる
自分を下げる
間違いを訂正しない
自慢しない・熱く語らない
相手に話をさせるために、自己開示をする
話題は、基本的には相手の話を中心にすすめる

それぞれの行動の詳細は個別ページで説明しているので、そちらを読んでください。
このページでは、「リラックスとはどういうことか？」や、
「何故リラックスさせることが必要か？」という、リラックスの本質について書いていきます。

男性は基本的に「競争」を好む性です。
勝ち負けや、白黒、強い弱い、上下、順位、比較、権力などを好みます。
それは、人間の歴史における男性の役割が、「戦い」を基本としたものだったからです。
個人差はあれ、血の中に流れている本質的な興味は、「戦い」を基本としたものの中にあります。
これを「男らしさ」と呼んでもいいでしょう。

一方で女性は、人間の歴史における役割が、「愛情」を基本としたものでした。
家庭を守り、戦いから帰ってきた夫を癒し、子供を育て、
周りの家庭と平和にお付き合いをしていく、というところに本質的な興味があります。
これを「女らしさ」と呼んでもいいでしょう。

このように男女には決定的な興味・役割の違いがあります。

よって、男性が意図的に女性との距離を詰めようと考えた場合、
いきなり男性特有の「勝ち負け・白黒・強さ・権力」といったものを見せつけていくべきではありません。
まずは女性特有の興味に寄り添う必要があります。

男性特有の魅力（＝男らしさ）を見せていくのは、リラックスさせた後のステップになります。

ではなぜ「リラックス」が必要になるのでしょう。

基本的に女性は男性よりも力が弱く、守られる立場です。
また女性には妊娠などのリスクがあり、狩猟的な性質を持つ男性の恋愛とは違って、
多くの男性から受精しまくる、といった行動にはなりません。

男性はより多くの女性に対し、子孫を残すために精子をばらまこうとします。
一夫多妻制や、動物界では「ハーレム（一匹のオスが複数のメスを独占する状態）」を
構成するのも、男性特有の現象といえます。

よって女性は、自分にアピールをしてくる多くの男性の中から、
最も優秀な遺伝子を残せる一人を選び、その遺伝子を受精しようとします。

これが基本的な生物の行動となりますので、
自分に言い寄ってくる男性がどんな奴なのか、男性以上に慎重に吟味するのです。
男性は一人の女性とやっちゃっても、他にも女性を探せばいいだけですが、
女性はそういう訳にはいきませんからね。

よって、表面上には出さずとも、警戒心は男性の「何倍も」あると考えてください。
ですから、自分の魅力をアピールする前に、まずは相手をリラックスさせなければいけないのです。

では、リラックスとは一体何でしょうか？
簡単に言うと、「こいつは大した奴じゃない」ということです。
みなさんもご自分を考えれば分かると思いますが、
偉い人に会うと、緊張しますよね？
強い人や、自分が認めている人、尊敬している人に会っても緊張します。
つまり「大した奴だ」と思う相手に緊張します。

でも、自分が内心バカにしているような、「下」に見ている相手と会っても緊張しません。
これが「リラックス」している状態です。

説明のために、あえて極端に言いましたが、
要は、出会ったばかりの女性に「大した奴」だと思われてはいけません。
自分を「格好良く」みせたり「イケてる」「大したやつである」というアピールをしてはいけません。

さらにここが大事ですが、
たとえアピールしたとしても、ほとんどのケースで、失敗します。

そもそも、もともと有名人であるなどのケースを除いて、
出会ったばかりの女性に「大した奴」であること認識させるのは、不可能に近いのです。
女性は言葉では「すごい」と言いますが、心の中では確実に馬鹿にしています。
何故なら、女性はまず自分をリラックスさせて、心を開かせてくれる相手でなければ、
スゴかろうがなんだろうが、興味がないからです。

リラックスさせてくれる（＝大したやつじゃないと感じさせてくれる）人間が、
そのあとにすごい部分を見せていくことで、「ギャップ」として魅力が伝わるのです。

もう少し説明しますと、女性は物事を「絶対的」に認識するのが非常に苦手です。
「相対的」に認識するのは得意です。
ですから、グループの中での関係性の認識などには優れています。

「ギャップ」とは、ひとりの人間の中に相対的な「差分」を生むことに他なりません。

よって、女性に優しさを感じさせたいなら、優しくない部分も感じさせなければいけません。
大した奴だ、と思わせたいなら、大した奴じゃない部分も感じさせなければなりません。
面白さを感じさせたいなら、真面目さも感じさせなければなりません。

ちょっと小難しく書きましたが、これらを実践するのは難しいことではありません。
特別な才能に恵まれた人間ができることではなく、ごく平凡な普通の男ができることです。
それを解説しています。

「着目ポイント」をどこに置くかだけの問題です。

ここでは、出会った女性を「リラックス」させるというのが手順として必要ということを覚えておいてください。
では、リラックスさせた後にどうするかは、次のページ「（3）自分の魅力を伝える」をお読みください。